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転職サービスを調べ始めると、名前の多さに驚きます。転職サイト、転職エージェント、スカウト。どれも「無料」で、どれも「おすすめ」と書いてある。結局どれに登録すればいいのかが、いちばんわかりにくいところです。
この記事では、サービスを順位で並べるのではなく、種類ごとに何が違うのかを整理します。違いがわかれば、自分の状況に合う組み合わせは自然に決まります。
先に結論:種類の違うものを2〜3つ組み合わせる
転職サービスは、どれか1つが正解というものではありません。それぞれ得意なことが違うので、種類の違うものを2〜3つ組み合わせるのが使いやすい形です。
- 自分で求人を見て回る転職サイト
- 担当者が求人を探し、書類や面接を手伝ってくれる転職エージェント
- 地元の求人や職業訓練を探せるハローワーク
このうちどれを軸にするかは、在職中でどれだけ時間が取れるか、地元で探したいか、正社員にこだわるか、で変わります。
転職サービスの3つの種類
違いは「誰が求人を探すか」と「どこまで手伝ってもらえるか」です。
| 種類 | 求人を探すのは | 手伝ってもらえること | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 転職サイト | 自分 | 求人の検索。多くはスカウト(オファー)機能つき | 自分のペースで求人を見たい人 |
| 転職エージェント | 担当者 | 求人紹介、書類の添削、面接対策、日程調整、条件の交渉 | 書類や面接に不安がある人、調整を任せたい人 |
| ハローワーク | 自分と窓口の相談員 | 求人検索、職業相談、職業紹介、職業訓練の案内 | 地元で探したい人、職業訓練も考えたい人 |
スカウト型は独立した種類として紹介されることもありますが、今は多くの転職サイトにスカウト機能が付いています。この記事では転職サイトの機能の1つとして扱います。
種類ごとの代表例
各サービスの内容は、2026年10月に公式サイトで確認したものです。リクナビNEXT、doda、リクルートエージェントは、公式サイトで「求職者は無料」と案内されています。
転職サイト:リクナビNEXT
リクナビNEXT は、求人を自分で検索できる転職サイトです。経歴を登録しておくと、企業から「オファー」が届く仕組みがあります。会員登録すると、強みを診断する「グッドポイント診断」(無料、所要時間は約30分、1人1回)も受けられます。
在職中で求人を探す時間が取りにくい人は、経歴を登録しておけば向こうから声がかかる、という使い方ができます。
(私はリクナビNEXTを使っていません。調べた範囲での紹介です)
サイトとエージェントが1つに:doda
doda は、転職サイトとしての求人検索、担当者がつく転職エージェント、企業からのスカウトを、1つのサービスで提供しています。登録先を増やしたくない人は、ここで「サイト」と「エージェント」の両方を試せます。
転職エージェント:リクルートエージェント
リクルートエージェントは、担当のキャリアアドバイザーがつく転職エージェントです。公式サイトでは、求人の紹介、職務経歴書の添削、面接対策、面接日程の調整、年収や入社日の調整までを支援すると案内されています。企業からの紹介手数料で運営されているので、求職者は無料です。
ミドル・シニア向けの求人サイト:マイナビミドルシニア
マイナビミドルシニアは、40代から60代の仕事探しを想定した求人サイトです。正社員の転職だけでなく、アルバイト・パートや派遣の求人も扱っています。「次はフルタイムでなくてもいい」「まず短時間から」と考えている人は、選択肢が広がります。
(私はマイナビミドルシニアを使っていません。調べた範囲での紹介です)
公的な窓口:ハローワーク
ハローワークでは、全国の求人を検索できるほか、窓口で職業相談や職業紹介を受けられます。職業訓練(ハロートレーニング)の情報もここで探せます。地元の会社の求人を探したい人や、新しい技能を身につけてから転職したい人は、民間のサービスと並べて使えます。
状況別の組み合わせ方
2〜3つの組み合わせ方の例です。どれも一例なので、使ってみて合わなければ入れ替えれば十分です。
| 状況 | 組み合わせの例 |
|---|---|
| 在職中で、探す時間が取りにくい | オファー機能のある転職サイト + 転職エージェント1つ |
| 書類や面接に自信がない | 転職エージェント + 転職サイト(求人の相場を知るため) |
| 地元で探したい | ハローワーク + 転職サイト(勤務地で絞り込む) |
| 正社員にこだわらない | ミドル・シニア向けの求人サイト + ハローワーク |
登録先が増えるほど、メールや電話の連絡も増えます。在職中は返事が追いつかなくなりがちなので、最初は2〜3つに絞り、使わなかったところは退会や配信停止で整理しておくと楽です。
登録の前にやっておくこと
どのサービスでも、最初に経歴を入力します。ここで手が止まらないよう、やってきた仕事の書き出しだけは先に済ませておくのがおすすめです。登録から内定までの流れは、別の記事にまとめました。
まとめ:違いを知れば、選ぶのは難しくない
転職サービス選びで迷うのは、名前が多いからではなく、種類の違いが見えにくいからです。「自分で探すのか、担当者に任せるのか、地元の窓口を使うのか」。この3つで考えると、登録先は2〜3つに絞れます。
まずは1つ登録して、経歴を入れてみる。そこから足りないものを足していけば十分です。
※本記事は2026年10月時点の情報にもとづいています。サービスの内容や条件は変わることがあります。
製造業一筋30年、52歳。2027年3月末に会社都合で退職します。このサイトでは、手続きや制度、サービスを調べてわかったことをまとめています。転職活動の詳しい経過は、noteに書いています。
※登録の前に、各サービスの公式サイトで最新の情報をご確認ください。


