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2027年3月末の会社都合退職に向けて、退職が決まった人間にしか回ってこない話がありました。会社が用意した「再就職支援サービス」です。
その事前面談を受けてきたので、聞かれたこと、説明されたこと、意外だったことを、そのまま書きます。
会社が用意する「再就職支援サービス」とは
「再就職支援サービス」という言葉に馴染みのない方も多いと思います。私も自分が対象になるまで、詳しくは知りませんでした。
会社都合で人員整理をする場合、会社側が再就職支援の専門会社と契約して、対象になる従業員に提供することがあります。転職エージェントに似ていますが、決定的に違うのは費用を払っているのが自分ではなく会社だという点です。
つまり、対象になった従業員から見ると「会社の負担で、転職のプロが付いてくれる」という形になります。
再就職支援の有無や契約内容は会社ごとにまったく違います。ここに書くのは私の会社の場合の一例です。ご自身が対象かどうか、条件がどうなっているかは、必ず勤務先の担当部署にご確認ください。
私の場合の条件
説明を受けた内容を整理すると、こうなっていました。
| 項目 | 私の会社の場合 |
|---|---|
| 支援会社 | 大手の再就職支援会社 |
| 利用するかどうか | 個人の自由(強制ではない) |
| 費用 | 会社負担。従業員の負担はゼロ |
| 利用できる期間 | 再就職が決まるまで(期限なし) |
| 正式な申し込み | 9月から |
「費用は会社負担」「期限なし」の2つは、正直ありがたい条件だと思いました。転職エージェントを自分で探して使うのと比べて、金銭的なハードルがまったくありません。
事前面談で何を聞かれ、何を説明されたか
正式な申し込みは9月からですが、それに先立って「事前相談会」がありました。要するに、支援会社の担当者との個人面談です。
聞かれたこと
- 現在の職種
- 希望する職種
- 希望する勤務地域
- 特技(仕事に限らず)
身構えて行ったわりに、聞かれたのはこの4つでした。職務経歴を細かく掘り下げられるようなことはなく、顔合わせと基礎情報の確認という感じです。
「特技(仕事に限らず)」を聞かれたのは、少し意外でした。製造業一筋30年で、仕事以外の特技と言われても、とっさには出てきません。
説明されたこと
- 支援会社がいま営業をかけている企業の名前(ただし、そこから実際に募集が来るかどうかは未定とのこと)
- 今後のサービスの流れ
担当者の印象を正直に言うと、「営業っぽいな」という感じはありました。ただ、悪い印象ではありません。向こうも仕事ですから、こんなものだろうと思います。
一番意外だったのは「ピンポイント営業」
説明の中でひとつ、はっきり「へえ」と思ったことがあります。
「気になる会社があれば、そこにピンポイントで営業をかけます」
求人が出るのを待って応募する。転職活動といえばそれしか頭になかったので、これは驚きました。
こちらが「この会社で働きたい」と指名すれば、支援会社がその企業に働きかけてくれるというのです。求人票を眺めて待つのではなく、こちらから指名するという動き方があるとは思っていませんでした。
もっとも、実際にどこまでやってくれるのかは、使ってみないとわかりません。ここは今後、実際に頼んでみて確かめます。結果がどうであれ、そのときはここに書き足します。
使うと決めた理由
結論から言うと、使うつもりです。
費用は会社持ちで、再就職が決まるまで使える。52歳の転職活動を独力だけでやるより、使える窓口は増やしておいたほうがいい。いまのところ、使わない理由が見つかりません。
「会社が用意したものだから」という理由で身構える気持ちも、正直なところ少しはありました。ただ、条件を並べて見てみると、断ることで得をする部分が見当たらなかった、というのが本当のところです。
まだわからないこと
この記事の時点で書けるのは、ここまでです。事前面談を受けただけで、サービス自体はまだ使っていません。
9月に正式に申し込んだら、次のことを確かめて、この記事に書き足します。
- 実際にどんな求人が来るのか。50代・製造業に、どれくらいの数の話があるのか
- 職務経歴書の添削はしてもらえるのか
- 「ピンポイント営業」は本当にやってくれるのか
- 担当者はどのくらいの頻度で動いてくれるのか
期待しすぎず、かといって最初から疑ってかかるでもなく、実際どうだったかを書きます。
これから面談を受ける人が確認しておくといいこと
私が確認したこと、そして「先に聞いておけばよかった」と思ったことを、まとめておきます。
- 費用は誰が負担するのか。会社負担なのか、一部自己負担があるのか
- いつまで使えるのか。退職後も使えるのか、期限があるのか
- 申し込みの締め切りはいつか。私の場合は9月からでしたが、逃すと使えなくなる可能性があります
- 使わない選択をした場合、不利益はあるのか。私の会社では任意でしたが、ここは会社によります
- 支援会社との面談が、失業保険の求職活動実績になるか。許可・届出のある職業紹介事業者との面談は実績として認められるとされています。詳しくは失業保険の記事に書きました
最後の項目は、あとから調べていて気づいたことです。再就職支援を普通に使っているだけで、求職活動実績の要件を満たせる可能性があるのなら、これはかなり大きいと思いました。
それでも、自分でも動くことにした
支援サービスは使います。ただ、それに任せきりにするつもりはありません。
担当者が動いてくれるかどうかは、正直まだわかりません。それに、支援会社が持っている求人は、あくまでその会社が持っている範囲です。50代・製造業30年の自分が、世の中の労働市場からどう見えているのかは、自分でも確かめておきたいと思いました。
そこで、転職サービスに自分でも登録してみることにしました。その結果は、また別に書きます。
まとめ
会社都合退職には、自分で選んだわけではない代わりに、こういう仕組みが用意されていることがあります。知らずに使わないまま終わるのは、もったいないと思いました。
対象かどうかは会社によります。もし退職の説明を受ける立場になったら、「再就職支援はありますか」と一言聞いてみる価値はあると思います。
私はこれから実際に使います。使ってみてどうだったかは、良かった点も期待外れだった点も含めて、そのまま書きます。
製造業一筋30年、52歳。2027年3月末に会社都合で退職します。手続き、失業保険、50代の転職活動。調べたことと、実際どうだったかを、うまくいかなかったことも含めて記録しています。
※本記事は私の勤務先での一例です。再就職支援サービスの有無・契約内容・利用条件は会社によって大きく異なります。ご自身の場合については必ず勤務先の担当部署にご確認ください。また失業保険の求職活動実績の扱いについては、ハローワークの最新の案内をご確認ください。本記事の情報を用いて生じた損害について、責任を負いかねます。



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