前回(第2回)までに、ドローンスクールとプログラミングスクールの記事を出し、どちらも提携の審査が通らずにやめました。その途中の7月2日、AIの分析で言われたのが「法的に必要なページが1つもない」でした。
第3回は、その同じ日に作り始めた「土台」の話です。本来なら、記事より先にあるべきものでした。
7月2日に、同じ日にできたもの
作業フォルダには、7月2日の日付のファイルがまとまって残っています。
| ファイル | 中身 |
|---|---|
| 必須ページ原稿4種 | プライバシーポリシー・免責事項・運営者情報・お問い合わせの原稿。コピペ用 |
| デザインプラン3案 | トップページの見本を3通り。切り替えて見比べられる1枚のページ |
| Cocoon実装ガイド | 選んだ案を、今のテーマ(Cocoon)に反映する手順と追加CSS |
| 案A実装チェックリスト | 「この順番で30〜60分」と書かれた作業の順番 |
やり方は6月と同じです。原稿・CSS・手順のチェックリストはClaudeに作ってもらい、管理画面への設定と貼り付けは、チェックリストを見ながら自分でやりました。
必須ページ4つ:AIが空けておいた欄
- プライバシーポリシー:お問い合わせで受け取る個人情報の使い道、広告(アフィリエイト)とCookie、アクセス解析(Googleアナリティクス)について。制定日は2026年7月2日
- 免責事項:掲載情報の正確さと、損害などの責任についての断り書き
- 運営者情報:誰が、なぜこのサイトを書いているか
- お問い合わせ:問い合わせフォーム(Contact Form 7)を置き、送信テストをする
おもしろいのは運営者情報の原稿です。名前や経歴のところは[名前][ハンドルネーム可]のような空欄になっていて、「具体的な経験・動機を必ず自分の言葉で追記してください」と注意書きがありました。サイトを作った理由の欄には、ドローンを例にした書き方の見本だけが入っています。
AIは、プライバシーポリシーのような決まった形の文章は、すぐに書けます。けれど、自分がなぜこのサイトを書くのか、どんな経験があるのかは、自分で書くしかありません。この空欄は、その線引きをはっきり見せていました。
デザインは3案から「案A」
デザインプラン3案は、同じトップページを3つの見た目で並べたものでした。
| 案 | 色と方向 |
|---|---|
| 案A クリーン・プロ | 紺(#0f2547)とオレンジ(#f59e0b)。信頼感重視で、40〜60代にも読みやすい。「迷ったらコレ」と添えられていた |
| 案B ダーク・テック | 黒に近い紺の背景と、水色のアクセント |
| 案C ウォーム・マガジン | オレンジ系の暖かい色。やさしい語り口 |
選んだのは案Aです。今このサイトで使っている紺とオレンジは、このとき選んだ色です。10月にヘッダーやトップを作り直したときも、色はこの2つを引き継いでいます。
見本のトップページには、「ドローン資格で、副業は『空』から変わる。」という見出しと、おすすめスクールのランキングが入っていました。ただし、ランキングのスクール名は「スクールA」「スクールB」、料金は「〇〇万円」のままです。提携が1つも決まっていないうちに、紹介する場所のデザインだけを先に作っていたことになります。
チェックリストの中身
案Aの実装チェックリストは、6つの段階に分かれていました。
① Cocoonの設定(スキン制御をなし、サイトの色、ヘッダー、トップのアピールエリア)
② 追加CSSを貼る(スマホとPCで表示を確認)
③ メニューを作る(グローバルメニューと、必須ページを並べるフッターメニュー)
④ 必須ページを置く(「法務・審査対応で最優先」と書かれていた)
⑤ 既存の記事を直す(冒頭に「本記事はプロモーション(広告)を含みます」の表示、記事どうしのリンク、申し込みボタンの下地)
⑥ 計測(Googleアナリティクス4を入れ、Search Consoleにサイトマップを送る)
最後の「完了確認」には、スマホで申し込みボタンを親指で押しやすいか、PageSpeed Insightsのモバイルで60点以上か、といった項目も並んでいます。
⑤の広告表示の書き方は、今の記事でもそのまま使っています。7月27日の記録では、必須ページ4つ、Googleアナリティクス、全記事の広告表示と、広告リンクの印(rel=”sponsored”)が、すべて「済み」になっていました。
記録を読み返して分かること
- 土台は、1日で作れる量だった。チェックリストの見積もりでは、必須ページの設置は約20分、全体でも30〜60分です。記事を書く前にやっておけた作業でした
- AIに任せられる文章と、任せられない文章がある。決まった形の文章(規約・手順・CSS)はAIが下書きし、経験と動機は自分で書く。運営者情報の空欄が、その分け方を教えてくれました
- 最初に決めた色は、長く残る。7月2日に選んだ紺とオレンジは、ジャンルが変わっても、デザインを作り直しても変わっていません
7月に入って、ホームページとは別にnoteを始めます。最初の記事は「宣言」でした。どんな順番で書くかを決めた、30日の実験メニューも残っています。
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■ 連載「AIでサイト運営」の一覧(新しい回から順に並びます)
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